まず、なぜ太るのか。
当たり前ですが
摂取カロリー>消費カロリー →太る
摂取カロリー<消費カロリー →痩せる
です。
消費カロリーは
運動すればもちろん増やせますが
何もしなくても自然に消費されるものがあります。
それが
基礎代謝です。
ご存じの方も多いかと思いますが
息を吸っても、寝ていても消費するカロリーです。
また、基礎代謝の他に
運動以外で消費してくれるカロリーがあり
それは、食事誘発性熱産生といい、食事をすることで内臓の活動が活発になり消費するカロリーのことです。
運動による消費カロリー(身体活動)は
特別な運動以外に
生活する上で生じる、ちょっとした動きも含まれます。
ちなみに割合をグラフにすると
基礎代謝…60~70%
身体活動…20~30%
食事誘発性熱産生…10%
基礎代謝ってすごくないですか?!
時々、「息を吸うだけで太る」と言う方がいますが
息を吸うだけで、基礎代謝の高い人なら、低い人より多くのカロリーを消耗しているんですよ。
代謝を上げるには筋肉が必要?
これはよく言われることですね。
確かに筋肉量の多い人は、脂肪を燃やす力は強いです。
では、筋肉の少ない人は筋肉をつけるしないのでしょうか。
大丈夫です!
基礎代謝の内訳を見てみると
肝臓27%って!!
筋肉で消費するより、ずっと多いではないですか!
それなら
肝臓を丈夫にして、基礎代謝を上げようじゃないですか!
肝臓を丈夫にする方法
肝臓に限らず、内臓の働きを高める食事とは、
カロリー控えめでバランスの良い食事です。
海外セレブのようにスーパーフードを摂る必要はなく
日本の昔の食事です。
その上で、肝臓の機能を上げるには
亜鉛…牡蠣、うなぎ、レバー、大豆製品など
オルニチン…しじみなど
タウリン…魚介類
ウコン(クルクミン)
を積極的に摂るようにしてください。
また、極端な糖質制限は、脂肪肝の原因となり、肝機能を低下させるので控えましょう。
もちろん、アルコールの摂り過ぎは厳禁です。
そして、もう1つ大事なことは
血行を良くすることです。
栄養素や酸素は血流に乗ってそれぞれの内臓へ運ばれます。
その手助けをしてあげる程度でいいので
少し早歩きで歩く、自転車に乗るなどの有酸素運動を取り入れると、内臓の働きはさらに活発になります。
サロンでは、施術だけでなく、摂って欲しい栄養素やエクササイズなどのアドバイスなど、その方に合った最適な方法で、なりたい体に近付けます。
意外ですが、気温が上がる夏は代謝が落ち、痩せにくい時期です。
基礎代謝を上げて、痩せ体質を目指しましょう!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。