次のうち、正しい姿勢はどれでしょう。
正解は、Aです。
かかとから頭が、ほぼ一直線上にあります。
Bは、骨盤が後ろに傾き、お腹が前に突き出た、後傾(+猫背)。
一見、姿勢が良さそうなCは、骨盤が前へ倒れた、反り腰です。
正しい姿勢とは、骨盤が前後に傾いていない、「立った状態」のことです。
正しい姿勢ができている人は たった「1割」と言われていて 私も以前から、姿勢の悪い方の多さが気になっていました。
ところで正しい姿勢は、健康に良いだけでなく 美脚や、美しいスタイルづくりにも大きなメリットがあることをご存知ですか。
正しい姿勢が美脚をつくる
まず、こちらをご覧ください。
立つ時、歩く時に
・力を入れる場所(オレンジ)
お腹、太もも後、ヒップライン、内もも、足首
・力を入れない場所(青)
太もも前・外、ふくらはぎ
を表しています。
このような筋肉の使い方によって、正しい姿勢が保たれます。
体にとってこの姿勢が、どこにも負担のかからない楽な姿勢です。
Aは正しい姿勢でしたので、残りのBとCを比べてみます。
BとCの筋肉の使い方がAと逆になっています。
骨盤が前や後ろへ傾くことにより、体はバランスを取ろうと、太ももの前や外側、ふくらはぎに力が入り、無駄な筋肉が付いて、美脚とはほど遠くなります。
正しい姿勢とは、胸を張った姿勢ではなく、骨盤が立ち、Aのように頭からかかとが一直線上にある姿勢です。
どこの筋肉も過剰に使わない、楽な姿勢なはずなのですが、難しそう、疲れそう、と思われる方が多いです。
でも、以前のあなたは自然に出来ていたはずです。
こんな感じで
赤ちゃんは、筋肉がないのに、重い頭を支えて歩くことができます。
それは、「筋肉」ではなく 「骨」で立っているからです。
骨は積み木のように積み重なっており 下半身の上に上半身 上半身の上に頭をまっすぐ乗せることで どこか特定の筋肉を使い過ぎることなく、バランスを保っています。
そのバランスが崩れると、首や肩や腰などの関節が痛くなったり、太ももの前や外側、ふくらはぎに余分な筋肉が付いてしまいます。
太ももの前や外側、ふくらはぎの太さが気になる方は、普段から姿勢を正し、筋肉の使い過ぎをやめてみてください。
これは、「無意識の筋トレ」です。
上半身に比べ、脚が細くなりにくいのは 脂肪やむくみのせいだけでなく、「無意識の筋トレ」のせいでもあるんです。
今すぐ姿勢を正したくなりますね。
でも、正しい姿勢のメリットは、美脚を作るだけではないんです。
正しい姿勢が痩せ体質をつくる
姿勢を正すと 左右の肩甲骨が寄るため、肩甲骨の周りにある「褐色脂肪細胞」が刺激され、脂肪が活発に燃焼されるようになります。
また、肋骨が広がり、呼吸が深くなるので 血行が良くなり、内臓の機能がアップし、基礎代謝が上がります。
正しい姿勢と悪い姿勢の代謝の差は なんと、20%!
何もしなくても消費するカロリーが20%もアップするなんて、姿勢を良くしないともったいない!
さあ、今から早速、姿勢を正し、美脚と引き締まったお腹を手にいれましょう。
サロンでは、施術だけでなく、
姿勢が問題なら姿勢から見直し、その方に合った方法で美脚に近付けて行きます。
今度こそ、美脚になりたいという方、ご相談お待ちしております。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。